
多くの人達に認識されていることですが、糖尿病が原因となって目とくに網膜に障害が起きることがあります。
古来日本人は米を主食として、動物性タンパク質はもっぱら魚を中心に摂ってきました。しかし明治維新後、さらには第二次世界大戦後には、西洋諸国の影響を受けた日本では、食生活も欧米化し、従来よりも肉や油の多い食事をするように変化してきました。そしてその食生活の変化に伴い表面化してきたのが、糖尿病患者の増加なのであります。しかし食生活の欧米化が、どうして糖尿病の増加と関係あるのでしょう?この辺りのことについて、さらにお話を進めていくことにしたいと思います。
現代の価値観として、人種・民族・性別・宗教などによって、人は差別されるべきではない、というものがあります。また現在国際社会でもこの考え方は、多くの人たちに支持されています。しかし差別はいけませんが、区別はあるべきとも言えます。その一例が人種による糖尿病の発生率です。実は日本人を含むモンゴロイドが、ヨーロッパのコーカソイドと同内容の食事を摂取すると、高い確率で2型糖尿病を発症してしまうという研究結果が報告されているのです。
モンゴロイドがコーカソイドと同内容の食事を摂ると、2型糖尿病になりやすいということは、逆説的にいえば脂質摂取を抑えれば、2型糖尿病にはなりにくいとも言えるわけです。やはり日本で古来より食べられてきた食事というのは、日本人の体にマッチしているのですね。
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